↑ホーチミンではラーメンの出前が出来ます。僕は食べませんが。
みなさんは会社で上司に、
・あれはできたのか?
・まだできないのか?
・○○の報告をだしてくれ!
・○○リストを作ってくれ!
などと指示をされていますでしょうか。
私はこの働き方に大きな疑問を持っています。このような指示はやる気を削がれるだけでなく、自分で頭を使って動く習慣をなくしてしまいます。
それでは、会社の中ではどのように働くべきなのか今回提言したいと思います。
目次
社員と社員は受発注関係に
全員が個人事業主のように独立して働き、上司と部下の関係を持たない。何か作業をお願いしたければ、予算や納期の条件を提示し、お互いに合意した上で作業を開始する。
これにより、依頼側(以前の上司)は曖昧なリクエストを出来ないし、受け側も納期を守るコミットメントが高くなる。
また、運用は難しいかもしれないが、社内での受託金額に応じてインセンティブが支払われる仕組みにすると、仕事の品質はさらに上がってくるはずである。
実際、アクセンチュアでは事実上ラインの上司が存在せず、プロジェクトから自分の売上をもらい、活躍できれば継続するし、活躍できなければ切られるという、個人が独立した仕組みが確立していた。
上司との目標設定と評価面談は不要
ほとんどの大きな会社にある評価制度だが、何の意味もない。そもそも人間は誰かに目標を共有する事で成長する生き物ではない。
さらに、会社や部署というフイルターがかかってしまい、本来やりたい事、なりたい自分と全く異なる目標設定をしてしまう事がある。
例
Toeic800点を取る
日商簿記試験に合格する
平気でこんな目標設定をしているのではないだろうか。このような目標であれば一人でやればいいし、本当にこの目標設定をするのであれば、まずは今いるその会社や部署を離れることが最も近道なのではないかと思う。
そもそも、上司は本当に部下の成長など望んでいるのかが疑問である。
これからの時代管理職は割にあわない
ヒラ社員から、係長、課長、部長、事業部長、執行役員、取締役と登りつめるようなサラリーマン人生はこれからの世の中にフィットしない。
私は40歳になってわかった事がある。管理職が長かった人材は、転職先があまりない。どの会社も管理職は余っているのだ。
例えば、社内の抗争で負けてある部長が退職を余儀なくされたとき、他の会社の部長になれるかというとそんなに甘くない。
部長が転職しようとしているということは、何か前職でやらかした、もしくは能力が足りなかったということである。
それより管理職ではなく、技術や営業など、フロントで活躍していた人はいくらでも仕事がある。一時的に役職があがると給料が上がるかもしれない。でもそれは長い目で見ると割に合わない。
これからの時代、会社は管理だけする人にお金は払わなくなる。管理者になることはできるだけ避けるべきだろう。
ITが管理職の代わりになる
そして、従業員を管理するのはソフトウェアに変わる。人件費もかからない、曖昧な判断をしない、えこひいきをしない最高の管理者である。
管理の仕事はITに任せて、思いっきりお客様や社会のために仕事をできるようになる。