15年ぶりのソウルで、韓国の若者向けブランドinnisfree店内でパチリ。
一方、こちらの写真はホーチミンにあるinnisfreeの店内です。そうなのです、全く同じなのです。
ホーチミンで今1番イケている化粧品ブランドと言えば、このinnisfreeか、The Face Shopだと思います。
日本在住者・海外在住者問わずこの仕事をしていると「日本製品が人気なんですよね?」と聞かれるのですが、資生堂もコーセーも特に人気ではありません。知っているだけです。
韓国コスメが安くて品質が悪いと思っているのは日本人だけかもしれません。東南アジアでは、デザインが洗練されていて、品質も良く、買いやすい値段と認識されているのが韓国製品です。
また、音楽とアイドルグループの進出も加速しており、韓国の曲が流れ出すと口ずさむ若者も多いです。
今回ソウルに行って、街が綺麗になって高層ビルが増えて確実に成長した様子を目の当たりにしました。こうしてベトナムや韓国に行って世界の現実を知るわけです。
前からうすうす気がついていましたが、日本で流れる情報が何かにコントロールされている感じがして、その事を今回は説明したいと思います。
目次
韓国を悪く言う理由は
隣合う国で紛争があるというのは当然の事で、過去歴史上も争いをしてきました。
一方で、インバウンド旅行者を増やそうとしたら、近くにいる中国、韓国、台湾から来てもらわなければ増えません。
実際対馬や福岡・長崎など、韓国人観光客で産業が成り立つ地域が、ホテル稼働率2割となり、ジリ貧の状態が続いています。
例えばえなりかずきが韓国を悪く言ったように報道されたのには何か意図があるのではないかと考えるのが普通です。
本当に嫌いな人に嫌いという事は普通しませんよね。ここで考えるべきは、日本人が韓国人を嫌うことにより、誰が得をするのかと考えることです。
沖縄に米軍基地があって困るのは誰か
こちらも子供の頃からずっと不思議だった映像です。米軍基地が悪のように書かれていますが、当の沖縄へ行ってみると、那覇市内ではこんな活動はおろか、軍に土地を貸していてその家賃収入があるとか、基地内でのイベントに呼ばれてお酒飲んで楽しんでくるとか、なんだか良い事ばかりに思えます。
また、日本と中国と韓国の中心のようなこの場所に世界最強の米軍がいるというのは心強いのではないかと思うのですが、なぜそれを追い出そうとする報道がされるのでしょうか。
世界は今、アメリカと中国の2強時代です。日本と韓国の仲が悪くなったり、沖縄米軍基地が撤退したら誰にとってメリットがあるのかは明白です。
すごいぞニッポンの罠
日本国内において、日本を賛辞するメディアが散見されてきましたが、これにも意味があると思います。
単に視聴率が良い、日本人が喜ぶからだと思っていましたが、別にそんなに嬉しくないですよね。「日本は食べ物がおいしいです!」「ディズニーランドがあります!」
これらのものは今に始まったものではなく、とうの昔からあるものなのです。東京ディズニーランドができた直後にこの話題なら良いのですが、いまさら褒められても嬉しいものではありません。
私の推測は、日本がこの30年ぐらい全く成長していない事から目をつぶる、もしくはそれでもまだまだ世界の中では最高水準だという暗示をかけているのではないかと思っています。
結果的に中韓にボロ負け
96年から16年までのGDPの伸び率でいうと、中韓どころか軒並みボロ負けとなります。 それも2008年頃までは人口も伸びていた事を考えると、これからはどう考えてもマイナス成長となる未来が見えています。
今後世界で日本がプレゼンスを出していくためには、まず世界で何が起きているのかを自分の目で見て正しく把握することが必要ではないかと思います。
日本人はテレビなどみていないで、正確に情報を集めて、がむしゃらに働くしかないのです。私ももっと情報発信して、国に貢献できる仕事をしたいと思っています。