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40代からのダイエットは人生設計のようなものである

タイトルでピンときた方は、おそらく私と同じ年か先輩だと思います。若い頃のダイエットは、ブートキャンプとか、ファスティングとか、ダイエットをすること自体が目的で、その目的を達成したら終わり、というものでしたが、40代になるとそれは人生設計と密接に繋がってきます。

今回は、人生設計を通してダイエットをしていくというアプローチを検証してみたいと思います。

食べる量はそこまで多くない

私も含めて、痩せたいと思っている人を見ていると、決して大量に食べているわけではありません。むしろ食欲減退している人が多く、折角の食事会なのに「これぐらいにしておきます」といって食べない人が多いです。

色々なダイエット本を読んだ結果、どこでも語られているのは、ダイエットに効果があるのは、食事8:運動2というものであるが、40代メタボ男性はそもそも食事を大量に食べているわけではないのです。

「これ以上中年太りしないためにはどうしたらよいのだろうか」という悩みを抱えている人は多いと思います。一念発起してトレーニングジムの契約をしたものの、月に5回ぐらいしか行かなくて逆にストレスになっている人も多いと聞きます。

それでは、40代からのダイエットは何をどうしたら良いのでしょうか。

ストレスに関係しているようである

医学の発達した現代においても、人間の体の機能は解明されていないことが多く、特に腸は未だ謎の多い臓器です。人間は幸せを感じると腸が上手に動き快便になり、ストレスを感じると下痢や便秘になるというのは、皆さんも経験を通して感じられていることだと思います。

また、便の状態は、ダイエットに大きく影響します。これは私の感覚ですが、気持ちの良いほどに「いっぱい出たな〜」という日が続くと体重が落ちています。つまり、便通がよければダイエットに繋がるということです。さらに便通の良い時は質の良い食事をできている時であり、決して食事量を制限していない状況でもあります。

一方、仕事が忙しくて昼食を抜いて夕方に菓子パンを食べたり、そして飲み会後にトンコツラーメンを食べて帰ったりすると、決まって翌日は下痢になっています。余談ですが、そしてキモい話になりますが、午前中大便用個室が大量にならんだオフィスのトイレに行って用を足していると、隣から聞こえる音はほとんど下痢です。そして私は思います「みんな疲れてるんだな」と。

ストレスというと、心のことばかり考えてしまいますが、腸へのストレスという意味では、食事のタイミングであったり、食べるものであったり、通常あるべきではないこと(=ストレス)を腸に与えてしまっているのではないでしょうか。

やめることを決める

いよいよ本題になりますが、ジムに通ったり、食事を制限することはダイエットのための本質的なことではないと考えています。その前にすべきことは、

・夜12時前に寝る

・食事を正しい時間に余裕を持って楽しく食べる

・食事後などに散歩をする

・お酒は日本酒1合以内

・家族と会話をする

このようなごく自然な生活スタイルを確保することではないかと思います。

しかしながら私も、子供なら誰でもできているこんな生活すらできていなかったのです。良かれと思ってお客様と深夜まで飲んで、それでも翌日は昼食を取ることすら忘れ業務をこなし、運動など一切せずに夜はまた飲む生活に30代を費やしていました。

本当のダイエットとは、規則正しい生活にどれだけ近づけるかという事だと思っています。ただし、急に規則正しい生活に変えるのは難しいです。いきなり18時に家に帰り自炊してランニングして22時に就寝というわけにはいきません。

少しずつ、例えば「週に1回はお酒を飲まないようにしよう」「夜更かしはやめよう」「ファーストフードは食べないようにしよう」という具合に徐々に改善していくしかないのです。これは何かを始めるというより、何かをやめるということであり、それを決めるだけなのです。

まとめ

ダイエットのために日々の習慣を、始めたり、やめたりすることは、長い人生を設計することと同じです。そして人生を設計通りに歩んだ結果、徐々に適正な体重に落ち着くというのが理想的です。

まずは自然ではないと感じる、自分のルーチンを疑うところから始めてはいかがでしょうか。